覚え書き、Intel HD Graphicsドライバの入れ方でここまで苦戦するとは思っていなかったので。

  1. 機能の追加で”.NET Framework 3.5.1″, “デスクトップエクスペリエンス”をインストールする
  2. サービスから”Themes (テーマ)”を起動する。できれば自動起動で。
  3. Intel HD Graphicsドライバのインストーラを起動する

Windows Server系列は余分なコンポーネントを初期段階で入れないスリムなOSなので、.NET Frameworkとかは入っていないようです。加えて、デスクトップテーマを提供するサービスも標準停止しているので、それに関連するコンポーネントの登録が発生するともちろん失敗します。

ってか、デバドラのインストールで.NET Frameworkが必要、とか勘弁してクレ。
加えて、デバドラインストーラでServer OSのチェックするのもやめてクレ。

Windows 7用デバドラとWindows Server 2008 R2デバドラってカーネル的に互換があると思うのですが・・・。加えて、WDM(Windows Driver Model)以降はその辺りのOS差異を吸収してくれたと思っていたのですが。

とりあえずグラフィック的にはなんとか出るようにはなったものの、NICドライバは完全に手のうちようがないというのが実情です。思いっきり”82579VはサーバOS(Windows Server 2003, Windows Server 2008, Windows Server 2008 R2)で対応しないよ“とか書いてあるし。海外のblogなどを見てもサポートされないとか、サポートを切望する、なんて書きこみも。

NICに関してはカニさんチップ(Realtekチップ)が非常に優秀で今までサーバOSを使ってきても困ったことがないです。ってことはASRockとかBIOSTARとか、その手のマザーボードメーカーが出す板を使ったほうが無難なんだな、と思ってしまった今日この頃。

# ちなみに、Intel HD GraphicsでRemoteFXは動かないです。Twitterに”2600でRemoteFX動いたよ”書き込みがあったのですが、SLAT対応CPUのことを指していたのかな、と。確かにIntelサイトの2600系のFeatureに”Intel EPT”というのが含まれていましたし。
# ってことで、RemoteFXが使えるのは私にとってはまだ数年先になりそうです。

(10月30日変更) SAPPHIRE HD6450でのRemoteFX動作を確認しました。詳細な構成はこちらをご覧ください。但し、一例であって必ずしもRemoteFXの動作を保証するものではありません。