PCを新調すること4日ほど、ずっと不可解なネットワークの不調に悩まされていました。症状は以下の感じ。
- ホームページなどの閲覧がなんとなく重い (見れないわけではない)
- 外部からVPNを行った場合に結構な頻度でセッションが切れる
- WindowUpdateでエラー番号0x80072efd が多発する
- Windows Live WriterからのWordPressへの投稿の際に「xmlrpc.phpがタイムアウトしました」と表示される
- WordPressの管理者画面から投稿を行っても投稿すらできない
- などなど、多数の不調が・・・・
特に致命的だったのがWordPressで、PC構成の不調を書き残しておこう(誰得でもないですが、bLOGだし)と思っても投稿できないという歯がゆさ。正直かなりイライラしていました。
実は昨日のPSPラグナロクを投稿した際にも同様の投稿タイムアウトが発生してWordPressを再インストールしたりと四苦八苦していたのですが直りません。で、鼻っからWordPressやWindowsLiveWriterが悪いとか、Hyper-V経由で通信するのが悪いとか勝手に思い込んでいたのです。
そもそもそれが間違いで、Hyper-Vでブリッジしている物理アダプタの設定が悪かったようです。先の記事にあるようにM/B標準のIntel-NICは使えないのでBUFFALO LGY-PCI-GTを使っています。これは信頼するカニ(Realtek)さんチップでWindows標準ドライバ「Realtek RTL8169/8110 Family PCI Gigabit Ethernet NIC (NDIS6.20)」が割当たります。このデバドラ設定の内、恐らくは”Flow Control”が”Disabled”であったのが原因だったのかと。ちなみになぜか、”Jumbo Frame”も”Disabled”になっていました。
以下、修正後の設定です。(変更部が赤文字)
- Auto Disable Gigabit (PowerSaving)…Disabled
- Flow Control…Enabled
- Interrupt Moderation…Enabled
- IPv4 Checksum Offload…Rx & Tx Enabled
- Jumbo Frame…7KB MTU
- Large Send Offload (IPv4)…Enabled
- Network Address…存在しない
- Priority & VLAN…Priority & VLAN Enabled
- Receive Buffers…512
- Speed & Duplex…Auto Negitiation
- TCP Checksum Offload (IPv4)…Rx & Tx Enabled
- Transmit BUffers…128
- UDP Checksum Offload(IPv4)…Rx & Tx Enabled
- Wake on Magic Packet…Disabled
- Wake on pattern match…Disabled
最後のマジックパケットとかはどうせ使わないから落としておいたレベルです。なんにせよ、これでようやくまともにPCと向き合えることができそうです。何度振り返ってもWordPressとか、ルーターとかを疑ったのが馬鹿でしたが避けようが無かったんです。 orz