ここ最近忙しくて(帰りが終電車とか)中々blogに手が回らない日が続いています。以前からサーバー機をホットスワップに対応してみたいと思いつつ高価なために手を付けられなかったのですが、ようやく実装することができました。

ホットスワップに対応するにあたってどうしても外せない条件がありました。

  • S-ATA2によるHDDを直接スロットインできるラックケース
  • HDDのアクセスステータスが表示される
  • できれば安価であるということ

というか、このどうしても外せない条件としたが為に商品を探すのにすら困難を極め・・・。Ratocからホットスワップ(ホットプラグ)対応のリムーバブルケースが出ているのですが、値段の高いこと。リムーバブルケースに入れないと換装できないのでもちろん条件的にも使い勝手が悪いのです。

で、探し回った挙句にCVSのCV-EB6102(ブラック)に行きつきました。

 

値段が3,626円と非常に安く私の求める条件にぴったりと。ご丁寧にFANコントローラ・温度センサーまで付いているとか、私には不要ですが。これをいざ実装しようとすると・・・・

5インチスロットベイに引っかかって入らない!

一瞬絶望感が漂いました。5インチのドライブって大抵はパネル部分が5インチ形状になっていて本体は若干小さく作ってあるのですが、これは完全に寸胴なのです。なので、ドライブを隔てるL字部分に本体が引っかかってしまうと。試行錯誤の挙句に、下段に置いていた起動用リムーバブルを上段に移動して、代わりに下段へ強引に実装と。若干気になるテンションがかかっていますが、一度組んでしまえばまぁ大丈夫だろうと。

撮影がIS12Tなのであまり画質が良くないのですが(しかも画素数が何故か低かった・・・・)、幾つか写真を撮ってみました。

cv-eb6101-1

とりあえず、以前からサーバー機と言っている筐体の全体像。上にMacMini、横にPioneerの無線サラウンドヘッドホンが見えつつの撮影です。18.6℃という何とも冷え切ったPCです。ちなみに室温は4.2℃でした。

cv-eb6101-2

真正面からの写真。Low, Mid, Highによるファン回転数の制御と、摂氏℃・華氏Fの2種類のタイプで温度表示が可能です。ちなみに、HDDが装填されていないと前面パネルも完全にOFFなところがより一層ベストです。

cv-eb6101-3

写真の最後はHDDを直接スロットインするところ。受け皿が上目にあるのと、皿が若干奥にあるので通常のリムーバブルケースより若干入れづらいというのが欠点ですが、気を付ければいいところかなと。

 

そして、Windows上からの認識です。マザーボードのS-ATAコントローラは元々AHCIモードになっているし、Intel ラピッドストレージは導入済みだったのでHDDを直接ぶち込むと・・・・。

intel_rapid_storage

そして、USBに同じくリムーバブル認識されて、且つ、リモートデスクトップの追加ドライブとしても動的に認識されます。イジェクトもUSBに同じく削除するのみ。

hotswap

 

これでようやく裸族のファミコンカセット状態から抜け出すことができました。裸族も使い勝手はいいのですが、あれは地面置き状態になるのが・・・・。

最後に一点だけ付け加えると、コネクタ部分はNSS(Non Scratch SATA)ではないのでそれに比べれば摩耗は大きいです。が、実際に脱着してストレス(反発力)を感じないので恐らく大丈夫だと思います。また、説明にある2TBまでについてはそれを超えるHDDを持ってない(実際はシステムHDDが3TBだけど、それをホットスワップ側に使わない)ので、実際にどうなるかは不明です。

今回は値段の割にかなり良い買い物でした。