5日前に公開された次期Windows Phone OSの「Windpws Phone 8.1 Developer Preview」を何となく便乗して入れてみました。とはいっても、『単に入れただけ』に過ぎないのですが。元々入れるつもりではあったのですが、某全宇宙を統べる大先生から「最近更新怠っているよねー」なんて突っ込みが入ったので、なんとしても今回の稿を仕上げようと。

WP8.1(DP)を入れるにあたって条件は以下の通りです。

  • Windows Phone Developer Programの所属ユーザー (17USD/year = 1,847円/年, 自動更新らしい)
  • WP8.1(DP)の対応端末の所持者
  • 同端末の開発端末登録済み(=アンロック端末)

開発者登録はWindows Phone ディベロッパサイト(https://dev.windowsphone.com/ja-jp/join)から行えるようです。私の場合は適当にググってそこから飛ぶので英語サイトから登録しましたが特に問題は有りませんでした。

登録(=支払い)を済ませた後はWindows Phone SDK (WP8 SDK)をインストールです。これを入れると『VS Express for Windows Phone』がインストールされます。が、今回の目的は開発ではないのでこのツールは無視。WP8.1(DP)を入れることが目的なので、その他ツールに含まれている『Windows Phone Developer Registration』を起動します。PCとデバイスをつなぐように案内が来ますので・・・・つなぐとエラーが出ました。

wp_dev_0x64_r2_c2

まずこれが一発目のエラー。 Error Code 0×64 が出た場合は以下の2点が問題のようです。

  • 有効なWi-Fi上のLAN-IPを持っていない
  • NO-SIM状態

今回WP8.1(DP)を入れる端末がHTC Windows Phone 8Xなので、端末初期化直後 + NO-SIM状態で、とりあえず端末の状態をまともに設定します。これで解決したかと思えば次なる問題が。

wp_dev_ipoverusbsvc

これが二発目のエラー。かなり不可解ですが、サービス名 『Windows Phone IP Over USB Transport (=IpOverUsbSvc)』を有効化しろと書いてありますが、サービス一覧(services.msc)を見ても有効化されているし、サービスを再起動させても同じエラーが・・・・。いろいろ調べていると『実際に有効化されているSIM』が刺さっていないと同エラーになるとかなんとか(←間違っているかもしれません)。 (4/26訂正) 間違っていました。Windows Phoneが正常にインターネットに繋がっていれば問題なさそうです。SIMの有無は関係ありません。

※ どうでもいい話ですが、Ip(=IP)がlp(=Long Pointer)に見えていたのでググっても何も出てこず・・・。よからぬところでMicrosoftプログラマぶりを発揮してしまいました。

なので、開発目的のSIMではない Lumia1520 SIMをHTC 8X側に刺してみたもの・・・・認識せず orz

そして何故かLumia 1520 + 有効SIMですんなりとデバイスのアンロックが出来てしまったので残念ながらLumia 1520をWP8.1(DP)の生贄に捧げることとなりました。

デバイス登録が終わると次は端末側に対して特別なプログラム『Preview for Developers』というアプリケーションを入れます。

wp_preview_for_developer

サイトからも端末からもインストールできるようですが私はサイトから行いました。端末に紐づいたアカウントでログインしてinstallで端末へ。起動すると何やら書いてありますが要は「Enable Preview for Developers」にチェックを付けているとpreview端末として振舞うらしいので、チェックを付けておきます。

20140420_wp81_devloper_preview

ここまででまずは一旦下準備が完了です。