11月14日に『英雄伝説VI 閃の軌跡 2 オリジナルサウンドトラック』がオンライン販売されました。基本的にサウンドトラックは全て物理メディア購入するのですが今回は48/96KHz(24bit)のHi-Res音源として配信販売されているということで初のオンライン(e-onkyo)で購入しました。今回は開始1時間で投げ出したゲーム本体を購入すらせずに、完全にFalcomサウンドチームJDKを信じて・・・・。

期待のサウンドトラックは・・・、閃の軌跡シリーズということもあって使いまわしがあるかと思ったら全部閃の軌跡2用のオリジナルサウンドトラックで嬉しいのですが正直今までのリリースされたアルバムで過去2番目にがっかりしたサウンドトラックでした(因みに過去最低は那由多の軌跡)。

そんながっかりのサウンドトラックはさて置き、そもそも私の場合はある意味まともな再生環境がありません。ヘッドフォン・イヤホンはSennheiserでそこそこ満足しているのですが、PC環境ではデジタル信号は劣化することはないだろうとM/B標準のオプティカルアウトをそのままPioneer SE-DIR-2000に投げてからそのDAC経由でHD-598(通称プリン)に接続する状態。これではHi-Resどころか通常の音源もまともに聞けていたのやら。

※ 加えていうなればWindows 8 がHyper-V上のゲストOSになっておりサウンド音源がRemoteFX経由のハズで、それもどこまで音質を信じていいのか。

一昔前まではSound Blaster Digital Music SXを使っていたのですがUSBドライバを入れてあげないと全く動作しないという代物 + Windows8対応から漏れてしまったので上記の関連もありながらサウンドデバイスの新規購入に踏み切りました。

 

ちょっと不安だったのですがこちらのデバイス非常にありがたいことにUSBを挿しただけでWindows 2012 Sevrer上でUSB標準オーディオとして認識してくれます、しかも96KHz/24bitとして。Windows8/8.1デバイスドライバも入れてみましたが本体のヘッドホン端子出力 → (再生リダイレクト) → S/PDIF出力の2音源出力も可能になります。設定はインジケータバー(通知バー)のサウンドマークを[右クリック]→[録音デバイス]から以下の設定を行う感じです (※ 必要最小限であるデバイスドライバを入れないと録音デバイスに『再生リダイレクト』は追加されません)。

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正直私の耳ではそこまで劇的な変化は感じられませんか、気のせいかレベルで通常のCD音源でも音の鮮明さが上がった気がします。元々人間の耳の構造(音という物理的な空気振動を脳内シナプスへ電気変換を行う有毛細胞)上で20,000Hzが限界とされているので劇的な変化が起こること自体が理解しかねる部分でもありますが。

手持ちではHD-598の製品周波数特性である 12Hz~38.5KHz が最高のデバイスで、サウンドデバイスが持つ最大サンプリングレート出力96KHz=再生周波数上の48KHzを超えてはいないので、これが限界というところでしょう。

とりあえずこれで割と満足はしたのですが更に上のHi-Resとなる192KHzって何者なのでしょうね (Creative Sound Blaster E5がそれに対応しているらしい)。物理デバイスで96KHzに対応したヘッドホンなんて聞いたことが無いし。付き詰まったサウンドは半分宗教じみてくるのでこれ以上踏み込まないですが。そもそも音源が・・・(ry

追記: 不特定なタイミングでジッターノイズが入ることを確認しました。こちらの現象はAmazonのHD r1のレビュー★1でも同様の書き込みが見られます。S/PDIFを経由したSE-DIR-2000側では確認できなのでスピーカー(ヘッドホン)再生側のみで発生する環境上の不具合(=デバイス単体に起因するものではなく、サウンドの再生方法やPC処理スペックなど複合要因)であるように見受けられます。