過去の記事でも書きましたが割と私の中の重要度の高いアプリにリモートデスクトップ(RDP)環境があります。WP7にして以降はVPNがサポートされないわ、SplashtopRemoteが無いわ、で諦めていました。が・・・、マーケットプレースで何気に「Remote Desktop」で検索してみると、追加ソフトウェアを必要としないWindows生のリモートデスクトップが使えるアプリがあるようでした。

Remote Desktop (Topperware)

残念ながらふつーにRemoteDesktopという名前のアプリ名です。が、名前に反して割と普通に動きます。WP7は試用が可能なので自分で試してみてね、と言いたい所ですが以下のスペックがあります。

  • 解像度…320×200, 640×480, 800×480, 800×600, 1024×768, 1280×1024, 1600×1200
  • カラー…8bit, 16bit
  • Network Level Authentication: on, off (←よーわからん!)
  • Bitmap Caching: on, off
  • ポート…3389標準、切り替え可能
  • 名前解決…IPv4, DNS
  • 試用…最長5分間のセッション、その後60秒のインターバル制約
  • 価格…5.99$

Wi-Fi接続で行ったところ、1600×1200(16bit)でも割と動きます。が、何が原因かはよく分かりませんがデータ伝送量が多いと内部エラーが起きてセッションが切れます。普通に使う分には恐らく大丈夫でしょう。

操作に関しては割と独特?な気がします。

  • キーボード…通常レイアウト(英字+数字+ENTER+DEL)と、特殊キーレイアウト(PgUP, PgDN, Windowsキーなど)の切り替え
  • 左クリック…タップ → タップ
  • 右クリック…タップ → タッチ
  • マウス移動…タッチ & スクロール
  • 拡大縮小…ピンチイン、ピンチアウト
  • 日本語切り替え…キーボードからは恐らく無理、インジケータバーから切り替えができるかもしれないけど試してないです

緊急の家庭サーバとかのメンテナンスには使えるんぢゃないかな~と思っています。なので個人的にはリモートデスクトップとしての役目は果たしているかなというレベル、値段もそこそこ安いし。

でもね。結局最大の問題があるのですよ。生のRDPを外部に公開するなんて、自ら踏み台サーバを提供するようなもので(まぁ、恐ろしいであろう海外の回線を落とすために接続ホストがauキャリア外のIPをフィルタリングすればある程度は大丈夫、だと思いたいです。が、そんなものにぶら下がって安心することは私には無理です)。

マイクロソフトさん、WP7でVPN対応してください!!!

一応VPN対応をするということで動いているようです、多分、私の脳内英訳が間違っていなければ。。

Microsoft Answers: vpn support on window phone 7

現在のところ、Windows Phone 7にVPNをサポートする機能はありません。しなしながら、近い将来のアップデートとして何かしらあるという事を聞いています。(但し)私はそれについての確約を行う事はできませんが、

ということで、恐らくビジネスマンが多く利用しているであろうWP7にVPNが導入されるのを待ちましょう。あ、もし現状のWP7でセキュアな接続方法がある、という方がいましたらご教示お願いします。 m(_”_)m