Wi-Fi TVをAPモードで接続してもDHCPが取得できなかったり、TVチューナーが見つかりませんといった不可解なエラーが出る原因が以下の感じ。

  • WN-G300TVGRのルーター/APモードは完全に設定上のメモリが別なんです。ルーターモードでIPを192.168.1.253に設定してもAPモードに切り替えると全く別のAP専用の設定メモリがあるようで、これにハマりました。IO-DATAの商品ページ(こちら)にあるように、APモードに切り替えてから192.168.0.201に接続をして本体IPを切り替えないといけないそうです。
  • CG-WLBARGNHのDHCPが最大で10件程度までしか対応しないようなんです。当初はイーサネットコンバーターがDHCP(マルチキャストをブロックしていたり、若しくは、メインルーターとの接続が切れているのだろうと思っていましたが、サーバー機にDHCPを立てたら接続が安定しました。家庭用ルーターのDHCPって10台程度が限界なのでしょうか。

 

DHCPに関しては完全にしてやられた、というところです。ADDS(Active Directory Domain Server)にDHCPの役割を追加して対応したからいいものの、一般家庭でこの状況に陥ったら手におえないだろうな・・・・とか。そもそも一般家庭はこうはならないのかな・・・。

Wi-Fi TVを使った実感は・・・・というと。

  • 起動、チャンネル切り替えは噂通り確かに遅い。起動に10秒~15秒前後、チャンネル切り替えが8秒前後、といった感じです。
  • リアルタイムとの遅延は8秒前後。Wi-Fi TV側でバッファリングしているのでしょう。緊急地震速報の時は完全に8秒出遅れなのはお忘れなく。
  • 画質は凄まじく綺麗。New iPad, iPad 2で閲覧しましたが全く遜色が無し。テレビを手元で見ている感覚がダイレクトに伝わってきます。
  • 電池消費量は少な目。イッテQ3時間スペシャルをフルで見ましたが100%→70%の減り方。思いのほか消費電力は少ないようです。
  • 稀に電波が途切れる場合があり。最高画質だからというのもあるかもしれませんが、20分~30分に1度のラグが発生したり、完全にアプリ再起動コースになったりします。今後の安定性向上に期待。
  • Wi-Fi TVを起動するとその他の無線ネットワークがかなり遅延します。ラグナロクオデッセイと並行して起動してみたら他人の電波状況(=電波相性)が軒並み1~2本になりました。用途は個人向け、といったところなのでしょう。私の場合はゲーム機はメインルーターへ接続切り替えをして回避しています。
  • アプリのブラウザは・・・・あまり有用ではないかも?、無いに越したことはないですが、あっても嬉しくはないです・・・。それよりはデータ放送とか、字幕放送に対応してほしいですね。

Wi-Fiの接続ですがメインルーターにしてもテレキング(TVを見るアプリのアプリ名称)を起動するとTVが見れたので恐らくは起動時にマルチキャストを投げて検知していると推測されます。私の場合はイーサネットコンバータ経由でTV情報を飛ばすので論外ですが、直接有線でブリッジしている場合は単にWi-Fi TVをぶら下げておいてもTVを見ることはできるでしょう。

※ やる予定もないですが、Wi-Fi TVを2台ぶら下げても恐らくは2台で見ることは不可能でしょう。

Wi-Fi TV + New iPadのサンプル画質ということで、サンプルスクリーンショットを載せておきます(クリック時に 2048×1536の1MB表示)。

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興味のある方は買ってみるとネタにはなるかもしれません。