前もって書くと私はアンチS○NYを掲げていますが、今回NW-Z1050を買った言い訳はアプリケーションの開発という側面と、以前から再生機側のDAコンバーター(DAC)の違いによる音の違い、というものを検証したかったからです。ちょっと思わぬ臨時収入があったのでそれを利用させていただきました。
買値はビックラメラで22,800円、ポイントをつければそのあたりでしょう。さて、細かい設定とか思ったことはさておき、今回は純粋なオーディオとしての、そして以前から度々議論になる iPod VS Walkman の違いを私の耳に焼き付けるという観点でのレビューです。
まずは使用した再生機とオーディオフォーマットから。もちろんイコライザー系は全てOFF。
- Apple iPod Touch 4gen 64GB … ALAC (Apple Lossless 圧縮)
- SONY NW-Z1050 16GB … ATRACK3 ロスレス圧縮
そして使用したスピーカー(イヤホン・ヘッドホン)は以下の通り。
- SENNHEISER CX400-II
- Bose on-ear headphone
HD598とか、Pioneer DIR-2000とかはまた後日・・・。単刀直入に言うと、再生機とスピーカーが合わないと全く違いますね。
- SENNHEISER CX400-IIでの比較
ある意味これが一番通常利用されるスピーカーに近しいと思われますが、ほとんど両者の違いはなかったです。ただ、NW-Z1050の方が高音域でよい伸びのある聞こえ方(優しい音)がする為、Walkmanが良い音として評価される由縁かと思われました。でも、ほんとにわずかな差かなと、少なくとも私の耳では。
- Bose on-ear headphoneでの比較
Boseならではの低音が聞いた特殊なヘッドホンだと思われますが、こちらは圧倒的に違いがでました。Walkman側が低音の出が強く、また非常に硬く聞くに耐えない音と感じます。一方で、iPod Touchはそこが控えめであるのか、低音が強く出ていても割と聞ける音がする、という感じでした。私の耳にBoseが合わないのは重々承知しています。
なので、通常利用ではWalkmanの方が良いという部分に納得がいくようですが、目くじらを立ててどちらが言いというレベルの違いではないかなと思われましたとさ。