以前から欲しいと思いつつ前回の記事でゼンハイザーがIE80のキャッシュバックキャンペーンが行われている投稿をして、という流れがありつつIE80買いました!

というか、本気で買うかどうか悩んでいたのですが仕事で精神的に負荷が高くなったので自己回復を試みるべく衝動買いコースというところです。でも無鉄砲に買ったわけではなく、ビックカメラでの購入金額が35, 800円(+ 3580PT)なので、実質購入価格は32,220円。Amazon価格である31,813円と比較すると400円未満の差ですから優秀な価格設定だと思います。

買ってみて思ったことはオプションの多い事・・・・。付属イヤホンキャップだけで8種類。そして付属ケースがメーカーロゴが刻印されたアルミ板張りのプラケース、しかも内部には乾燥剤を入れるスペースまで用意済み。前のモデルであるIE8を使ったこと無いので初めて知ったのですが、構造上で低音が調節できるとか・・・。至れり尽くせり、という感じです。

さて、いつものレビューの前に書いておくと、私はオーディオに関しては詳しくありません(なんちゃってレベルなので)。なので、自分の耳が正しいとも思ってはいないし、自分のレビューやオーディオに関する知識が正しいと思っていません(=むしろ間違っているでしょう)。という点から、特に今回気にしているのはエイジングについて。音を発するために膜が振動する部分(=コーン?)が安定して振動するまでの間の慣らし運転的な行為、についてですが私的にはイアホンに関してはヘッドホンよりも遥かにエイジングをしなくても良いのではないかなと、ただ何となくですが。なので、前回のHD598に関してはエイジングが必要と書きましたが、今回はエイジングに触れませんのであしからず。

  • 音の出のバランスは非常に良いです。低音・中音・高音どれをとってもハッキリと聞こえます。強いて言うなら、若干高音が強めですが、気にはならないレベルです。
  • 音の分解能(解像度)が非常に高いです(←Yahoo知恵袋に出てくる意味不明なものらしいですが)。繊細な音まで全てがハッキリと聞こえる、という言い方が良いのでしょうか。画面で言うなら、同じ画像をRetinaディスプレイで見ると綺麗!、な感じの音バージョンです。
  • イアホンでも定位感(立体感、臨場感)が高い。イアホンの場合は直接鼓膜に音を送るので頭で直接なっている感が強いのですが、音によっては耳元でなっていたり、遠くで囁くように聞こえたりと。人によって感じ方の違いが大きい部分でもあるので、言葉ではなんとも難しいのですけどね。
  • 購入してから初めて気が付いたのですが、イヤーフック前提の作りになっています。つまり、耳からケーブルを下に垂らすのではなく、耳の上部を通して耳の裏からケーブルを垂らすような構造です。イヤホンからみてケーブルの出る方向が真逆なので、注意しましょう。私の場合はそのまま下に垂らすと1時間ほどで耳が痛くなったので、ケーブルが脱着可能ということもあり、ケーブルとイアホンを左右逆に付けることでケーブルを下に垂らしても耳に負担がかからないようにしています。これをやってもいいのかわかりませんが・・・・。

価格的にはもちろん高いのですが、私が視聴して購入できる範囲での一番良いと思われる一品です。というか・・・・、これ以上買う必要が無いとなるとblogネタが一つ消えるわけですね。

追加で、IE80を使ったとたんにWalkman Zの無音時に発生しているホワイトノイズがiPod Touch 第5世代より多い気いことに気が付きました。楽曲を再生してしまえば 楽曲音 >>>>>> ホワイトノイズ で別段問題になるわけではないですが、イアホンが変わる意味の大きさを改めて知ったな、と。

 

IE80も以前書いたCX400-IIに同じく偽物が多いので購入する場合は注意しましょう。私の場合はビックカメラ購入なのでもちろん偽物ではないでしょうし、音を聞いてももちろん偽物ではありません(笑)