前回のBlog、「Windows Server 2012 Hyper-V + RemoteFX環境について」で反省したことはHyper-Vならまだしも、RemoteFXのような一般には用いられないであろう機能を使用すると通常のエディションではサポート外になり得るということ、でした。サポートして欲しいのですけどね、心の底から。
そんなわけで、Windows 8系列で十分ではあったもののクライアント側は Enterprise Editionという企業向けエディションを選択しています。このEnterprise Editionがそもそもボリュームライセンス版(以下、VL版)である事を知らず、ライセンス認証で意味不明なエラーに遭遇しましたので解決方法を記載しておきます。(あくまで参考程度に、正しくはライセンス認証窓口の方に聞くと良いでしょう)
VL版はインストール時にプロダクトコードを入力しない製品なのでそのままライセンス認証を行ってもエラーが返ってきます。そのエラーがお得意の意味不明なエラーで・・・・
0x8007232B – DNS名がありません
こちらのエラーがでたら、以下のようにして正しいプロダクトコードを入力します。
- Windowsキー + R で「ファイル名を指定して実行」を表示
- “slui.exe 3”を入力して、ライセンスコードの入力画面を表示
- 正しいプロダクトコードを入力後にライセンス認証を実行
- ライセンスが認証されたら Windowsキー + Pause + Break でライセンス認証が正常に終了していることを確認
slui.exeに関して初耳だったのですが、オプションで 3 を指定することで任意のプロダクトコードに切り替えられるようですね。ってことで今後も使うかもしれないコマンドなのでφ(。。)メモメモ