iOS上でホームサーバー(DTCP-IP対応)のコンテンツを再生できるアプリケーションが有償アプリランキングに載っていたので使ってみた日記です。予め言っておきますが例のごとくステマではございません。
2013年4月27日現在の価格は1,000円、レビュー評価としては3.5★と若干低めな感じを否めません。が、レビューを見る限りは以下の2点が評価を下げている模様。
- アプリケーションが起動せずに落ちる (メモリ削除や空き容量確認はしたのかな?)
- 機器に接続できない (中には対応機種に書かれていても接続できない場合があるようですが、対応に含まれてないのに接続できず1★付けるとかは論外でしょう)
私が使っているS○NYのBDレコーダー BDZ-SKP75は対応機種リストにバッチリ含まれていましたので、購入してみました。設定自体はものの2分で終わるのですが、アクティベーションやらで個体情報(多分MACアドレスやIP系?)が送信されますよ、同意しますか?というのにはちょっと躊躇しました。後、写真へのアクセス同意が無いと再生できないとか。ざっとスクリーンショットを撮ってみたので掲載してみます。
とりあえずアクティベーションの同意画面。個人情報が送信されないと書いてありますが、iOSの仕組み上でここは問題ないということは承知なので無問題です。MACなどの個体識別に関する情報が送信されるのは止むおえない、でしょう。
次に証明書。Digion社が発行したルートのない証明なのでインストール時に警告を受けます。
まぁ・・・それでもインストールしなければ先に進めないので致し方ないですね。後はBDレコーダー側でホームサーバーを「入」に変更。当たり前ですが電源OFFで録画はしてくれるけどホームサーバーは電源ON時のみです。
という簡単な操作でばっちり再生できました。これで地デジ・録画コンテンツともにWi-Fi経由で再生が可能となったのでよりデジタルライフが進んだ感があります。
因みに私の動作確認は以下で行いました。
- iPad 第2世代 – iOS 5.1.1
- iPad 第3世代 – iOS 6.1
- iPod Touch 第5世代 – iOS 6.0.1
- iPod Touch 第5世代 – iOS 6.1.3
サーバーコンテンツ一覧の同時取得は行えますが再生は排他となりました。というか、同時に行ったらBDレコーダーが側がハングアップして自動的にリブートしたっぽいのですが・・・。(ホームサーバーの設定が消し飛んでいた)
画質もばっちりです、iPad 第3世代解像度から50%縮小ですが全く問題ありません。
その他気になった事をぼちぼち書いてみます。
- 字幕機能やチャプタースキップ機能は無し
- 早送りの長押しで[設定]での秒数を進めることができるのですが、スキップされるまでに15秒前後かかります。その為、60秒/90秒に設定しておくことをお勧めします(但し、Wi-Fi状態やホームサーバーのスペックに依存するでしょう)
- スライドによる再生位置指定も同様に時間がかかります。また、スライド調整中のサムネイル表示がないです(ホームサーバーの性質だと思われます)。
- iPad上でのズームは3種類(コンテンツリスト表示有り再生、フル画面表示、ズーム表示)
- アドオンなどの追加はありませんが、買い切りでこの機能は十分に良いといえます。が、今後も売り切りなのかな、と不安ではあります(再生権利をアドオン化とか?)。杞憂であればいいのですけどね。
私の場合はPSVitaも再生方法として選択できるのでこれにこだわる必要がないのですが、お出かけ録画設定を忘れるとエンコーダーの時間といい結構苦労するので、代替手段としてはアリかな。