書けもしない英語で強引に英語のタイトルを気取ってみました。Microsoft Surface 2上でリモートデスクトップを使ったゲームのプレイについて、です。以前からリモートからのゲームプレイをできるかどうか、については検証してきましたがようやくまともにプレイすることができました、、、多分。

但し、この記事にあたっての大前提が一般人には恐らく敷居が高すぎるという事に尽きるので正直お勧めはしません。そこまでしてゲームをプレイしたいなら素直にSurface Pro 2(否ノートブック、というのはMS信者としてのジョークです)を買えば良いという事に尽きます。まずは大前提となる環境のおさらい。

ホスト(サーバー)環境

  • OS: Windows Server 2012 Enterprise Edition with Hyper-V
  • GPU: Sapphire ATI Radeon X1270

ゲスト(リモートデスクトップホスト)環境

  • OS: Windows 8 x64 Enterprise Edition
  • GPU: Remote FX

リモート環境

  • OS: Windows RT 8.1
  • 本体: Microsoft Surface 2
  • 無線: Wi-Fi環境 (恐らく300Gbpsのはず)

 

以前にリモートデスクトップで試していたのですが画面がちらついて全くゲームになりませんでしたが今回それが解消されました。原因はリモートデスクトップのソフトウェアにあったようで。

  • リモートデスクトップ(mstsc.exe) … 画面がチラつく + マウス操作が非常に重くてゲームに不向き
  • リモートデスクトップ(Windowsストア版) … 割と快適にプレイ、ゲームでチラつくことがない

まだ違いとなる原因がよくわかっていないのですが、mstscはゲーム開始時に大抵発生する画面解像度の変更に対応しておらず、フル画面転送を試みているのではないかと。加えて接続元との同期は一切行わないのではないかと。

一方で、Windowsストア上のリモートデスクトップは見た感じでは画面解像度変更に対応しており、また接続元との同期が取られているように見られます。というのも、ゲームをしている際にサウンドが遅延することがあるのですが、サウンドがスキップされるのではなくて所謂スローモーション的な再生になる現象が見受けられた、というもの。

今後のアップデートで上記が変更されるかもしれないしあくまで現状、としか言いようがないですが一台の物理サーバー + 仮想上のPCですべてをまかなっている私としては夢が広がった、というところです。

というわけで、最後にその画面のキャプチャ。結構きれいです。もちろん下部のメニューもばっちり反応しますよ。

remote_desktop

 

PS. ちなみに私はMicrosoft Surface Pro 2を非常にお勧めしません。あれを買うなら一般に売られているノートPCやスレートPC/タブレットPCを購入した方が良いでしょう。だって高いだけでMicrosoftにお布施を払っているだけ、にしか思えないですから。まぁ・・・もしMicrosoft信者なら構わないのですけどね。