メールアカウント、みなさんおいくつ持っているでしょうか。私は恐らく一般の方よりも数が多いと思っているのですが、色々な用途が数多くあるのです。

  • 旧MSDNアカウント : FREE
  • 現Technetアカウント (Technetは今年でサービス終了なのでMSDNに切り替え) : FREE
  • 住所、スケジュールアカウント (メールアカウントではない) : FREE
  • 外部サービス系メインアカウント
  • 外部サービス系サブアカウント : FREE
  • プロバイダ(OCN)アカウント
  • ドメイン用管理アカウント
  • 開発者用アカウント
  • 個人向け携帯電話アカウント
  • 会社向け携帯電話アカウント
  • 携帯電話アカウント (Softbank)
  • 携帯電話転送用アカウント : FREE
  • DynDNSドメイン向け専用アカウント : FREE

自分で列挙しておきながら13メールアカウントは異常だな・・・・と思いつつも、すべてが明確な目的があるんです。といっても、プロバイダメール、キャリア携帯電話メールは絶対に使わないのですけどね。仮に回線契約の切り替えやNMPによりそのメールアドレスを破棄する必要が発生した場合は、それに紐づく契約をすべて切り替えないといけないのですから。とは言え、実質11のメアドがアクティブであり、そして6アカウントがフリーメールアドレスに依存しています。

で・・・、まだ前置きが続くのですが、私の場合はドメインを2つ所有しているので実質個人で使う上では完全に無限個のアカウントを持っているに等しいと言えます。そのままlolipopでアカウントを定義すれば@前の量産なんて朝飯前! という事ですがそのドメインメールには決定的な弱点があるのです。

  • IMAP/POP3 (=メール機能)しか提供されないので連絡先、スケジュール等は管理できない
  • メールをリアルタイムに受け取ることができない

つまり、これらの機能を担保するにはフリーメールに頼らざるを得ません(自分でExchange/Lyncサーバーを立てればいいぢゃん、って言われそうですが私の中ではリスクの高いサーバーなので絶対に個人で立てないです)。

まだまだ前置き、ドメインメール → フリーメールの転送、中でもMicrosoftが提供するEAS(Exchange ActiveSync)機能を保有するフリーメール (Hotmail, Live, Outlook等のアカウント)は非常に強力で、PC, iOS, Windows Phoneなどの各種プラットフォーム全てでリアルタイム受信を可能にします。

そしてようやく前置きが終わるのですが、そんな便利なフリーメールで完璧ぢゃないかと思いきや、決定的な弱点が過去2回にわたって発生しました。メールフォワード設定をlolipop側に行ってもメールが転送されないのです。というのも、メール送信時にメールサーバーよりリターンメールが発生していて、こんな内容が含まれています。

This is the mail system at host mail011.phy.lolipop.jp.
I’m sorry to have to inform you that your message could not be delivered to one or more recipients. It’s attached below.
For further assistance, please send mail to postmaster.
If you do so, please include this problem report. You can delete your own text from the attached returned message.
The mail system
<xxxxx@live.com>: host mx3.hotmail.com[65.55.92.136] said: 550 OU-002
(SNT0-MC1-F15)
Unfortunately, messages from 210.172.144.125 weren’t sent.
Please contact your Internet service provider since part of their network
is on our block list. You can also refer your provider to
http://mail.live.com/mail/troubleshooting.aspx#errors. (in reply to MAIL
FROM command)

トラブルシューティング用のページ先でエラー原因である 550 OU-002 を見れば全ての原因で簡単に言えば「お前のプロバから腐ったメールが大量に飛ぶからブロックしたよ。個人の問題ぢゃないからプロバから解除依頼してね」って事です。携帯メールなんていつ飛ぶかわからないし(特にシステムエラー系)、こんな事に頭を悩ませるのもナンセンスだなと。

 

そしてようやく待ちかねた Office 365 キオスク(Kiosk) プラン です。特徴は全てキオスクプランにまとめられています。が、要は上で挙げた2点が完全に網羅されています(法人向けサービスと書かれていますが、別のページには個人活動向けにもご利用いただけます、みたいな旨があったのできっと大丈夫)。月額160円=2,016円/年の費用がかかるものの手厚いサポート(お問い合わせ体制・耐障害性など)が受けられるメリットがあります。

現在これをiPhone5s, iPad mini Retina, Windows Phone8の3デバイスから使っていますがもちろん完全にリアルタイム性があることは確認しています。Appleが提供するmobile me, Googleが提供するGmailでは自プラットフォーム以外においてメールのリアルタイム性はありませんので、これはとってもお勧めですよ! というMS信者からの布教活動でした。

今はどうなっているか分かりませんが、Office 365はお試しが可能です。それもフルスペック (Office WebAppやその他全てのEnterprise機能)がお試し対象でついついお誘いに乗ってしまいがちです。私も、Office 365のβテスト版でお試しを利用してしまいました。が・・・・、もちろんお試しが終わって月額4,400円近くも支払えるわけがありません。で、最少プランに落とそうとしたら・・・・「E3プランとお客様がご利用を希望する新プランでは別のサーバーで管理されている為、プラン変更は出来かねます」とのこと。なので、お試しでE3プランをやっておきながらKioskプランに変更しようとしても対応されない可能性がある(→その当時の私のblog記事)一方で、onmicrosoft.comのサブドメイン指定は2度と変更できないのでそこだけは注意しましょう (対応できなかったのは今から2年前ほどなので今は変わっているかもね)。