先日リリースされたiOS8.1ですが、2chまとめサイトを見る感じではiOS8.0系の不具合が解消されて快適だ!なんて人柱レポートが挙がっていたので早速入れてみました。が、途中血祭りになってしまいました。

状況的に個々でいろいろ違うと思いますので私の失敗した環境と復旧対応をメモっておきます。

 

iOS8.0 → iOS8.1のアップデートに失敗した環境

  • Microsoft Surface3 + Windows 8.1 Professional
  • iTunes 11.x (11系のほぼ最終版)
  • iPhone6 + iOS 8.0 (with 純正Lightningケーブル)

状況的にはiPhoneのOSアップデートが開始されて赤いiTunesマークが出た後にプログレスバーが表示されることなくそのままアップデーターがフリーズ。異常だと気が付きケーブルを抜いて再起動するも、起動後にはDFUモードに同じくiTunesマークが表示されて終わり。iTunesアプリ上でiPhoneが認識されることは無くなってしまいました。

失敗後にiTunes 12.0.1.26の最新版にアップデートするも同様の認識しない現象が発生し続けてSurface3上では完全に手詰まり状態です。

 

iOS8.1への復旧試行環境 + エラーコード10

  • 自作デスクトップ + Windows 2012 Server
  • iTunes 11.x (11系のほぼ最終版)

幸いな事にサーバー機にもiTunesは入っていたのでとりあえず認識テスト、でiPhone自体は認識したので復旧を試みますがエラーコード10が発生。iTunesのプログレス上は「パッケージの展開」→「iPhoneの待機中」→「Appleへ復旧の確認」→「iPhoneの待機中」のようになり、最後の時点でiPhone自体は復旧プログレスが表示されるもその瞬間にエラーコード10の表示が。

ここでいったん詰んだ状態なのでAppleチャットサポートに連絡を行って一通り連絡をするも持ち込み修理コースだとの連絡を受けて・・・。

 

iOS8.1への復旧成功環境

  • 自作デスクトップ + Windows 2012 Server
  • iTunes 12.0.1.26 (最新)

iTunesのメジャーバージョンアップデートは通例のごとくろくなことがない(iOS8.0がそうであるように)ので非常に嫌でしたが、唯一iPhoneをデバイス認識するサーバー機もiTunesの更新を行って復旧を試みたところ…、なんとか復帰しました。

iOS8.1稼働後はバックアップを保持しているSurface3上での復旧認識ができたので無事にデータが戻ってきました。

 

正直、iOSのアップデートで何が原因で失敗したのかわかりませんが、iOS8.1のアップデートは最新版の12系を使ったほうが無難かもしれません。そして、何より痛感したのはバックアップを取っておくべきだなと。特にiOSアップデート前には「パスワード付きのバックアップ」を行うことを忘れてはいけません。こちらが無いとキーチェーン情報までバックアップされないのでサイトのログイン情報や、ゲームのセーブデータのロスト等につながるので。

最後に。結局Wi-Fi速度が直ったのかまだ実感しきれていませんが、とりあえずグラフを見る限りは安定したように見受けられます。


iOS8.0


iOS8.1

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まぁ、またリビジョン更新は直ぐに出ると思うので(少なくともiOS8.0の状況を鑑みてバグなしだとは思ってない)、この状態でしばらく運用して直ぐにアップデートするかな。