先日の自宅ネットワーク図で既にインフラとして入っていましたが、3Dヘッドマウントディスプレイ HMZ-T1を購入しました。大変心苦しいながらも以前書いた、絶対に転売屋から買わないよ(キリッ、とか書いておきながらも物欲の前に心が壊れたということです。 ε=_/ ̄|○
色んなところで装着図やらレビューやら挙がっているのでここで改めて書くまでもないのですが、一応便乗書き込みしてみます。
【視聴的な所感】
- IMAXのような大きさや画質を期待すると大外れ。精々小シアターのレベル
- 装着時に垂直各方向で0.2~0.3度ずれただけでも映像がぼやける
- 水平方向はズレが出にくいものの、画面の左右両端に出る字幕は若干ボケやすい
- 部屋は真っ暗が最良。下部の斜光ゴムを装着時にシアターとしての臨場感が出る
- 画素数としては悪くない、意識をすると1ドットが鮮明に見れます
- サウンドはおまけレベル、と思ったほうがよい。音に深みが無く臨場感に欠ける
- 映画館と比べて遥かに脳と目が疲れやすい
【装着感的な所感】
- 機体を支える個所が額(ひたい)、及び下部後頭部で非常に不安定 (その割に映像が垂直方向のズレに弱い)
- 額のパッドは厚め型(B)と薄め型(A)の2種類あるが、眼鏡をつけている人はほぼBの一択
- 本体にノーズパット(鼻当て)があるけど、まずこれに当たることがない
- ヘッドフォン部が非常に狭い。機体は横方向にそこまで伸縮自在な調整ができないのでイヤーパットが当たる
- 水平方向で見ると頭が重く首が疲れ、額が痛い。リクライニングチェアーか、寝ながらの視聴が必要
- 装置をつけるとほぼ何もできないので、視聴前に照明リモコンやらAVリモコンなどの事前準備が必須
【その他気を付けるべきこと】
- ヘッドマウントに伸びるケーブルがよっているので、事前に伸ばしておかないと結構邪魔です
- HDMI信号は非アクティブ時のスルーパスのみで、電源をつけると信号を遮断(インタラプト)します
- 光(S/PDIF)出力が無いので、外部オーディオを通す場合は事前にHMDIと光出力のセパレータ装置が必要
- どれほど装置のサウンドが気に入らないからといって、ヘッドマウントの上からヘッドフォンを装着するのは無理
個人的にはこんな感じかな。では定価6万円に対してどれほどの価値かなというのを私的な意見でいえば、払う価値はあるのかもしれません。現行での(ヘッドマウントでは)最先端の映像に対する価値、と今後のヘッドマウント分野への投資、という意味で十分かなと思うところです。
さて、ビックカメラ予約分でもう一台手に入れられるのですが・・・・、どうしましょうね。もう一台買うかどうか迷ってます。