先日の日記?で自宅ネットワーク環境を挙げました。用途はいろいろ書きましたが、あの用途に一個抜けていたものがあって”モバイルデバイスの無線アップデートホスト”の役割があります。Hyper-V2.1+Windows 7のおかげで私がメインで使用するポータブルデバイス、iPad2 + iPod Touch 4G + Windows Phone 7がWi-Fiアップデート可能になりました。(当然?)サーバー機は電源がつけっぱなしなので、自宅に帰ってWi-Fi環境に接続されればPCに接続することなくこれらの同期が取られます。

wifi_sync_ios

画面はWindows 7上のiTunes(更にiPad 2からSplash Remote経由)ですが、Wi-Fi上のデバイスが表示されています。iOS4.3.3以前は同期中に画面が完全にロックされていたのですが、iOS5.0以降ではUSBとしての接続、非接続(Wi-Fi同期)のどちらにも関わらず非同期アップデートがサポートされたのが便利なことですね。

ちなみにWi-Fi同期でデバイスが消えることが稀にあったのでその対処法が以下にありました。

iTunesの起動時、及び、Wi-Fiの接続した瞬間にデバイスを探しにいっているのかな、という感じです。なので、iOSデバイスを再起動しなくても最も確実で簡単な方法、”設定”-”機内モード”のON/OFFを切り替えるのが手っ取り早いかもしれません(それでもダメなら再起動)。

 

そして、IS12T(Windows Phone 7)とZuneソフトウェア間でもワイヤレス同期(Wi-Fi同期)は有効にしてあります。この同期の発動条件が非常に残念で、使用者が「今同期している!」ってことを確認することができないようです。

 

こちらにも上記抜粋(2011/11/22現在)より書いておくと、以下の感じ。

  1. 電話とPCの両方が自宅のWi-Fiネットワークに接続されていること。ワイヤレス同期は、職場のWi-Fiネットワークではサポートされません。
  2. 電話のバッテリーが少なくとも半分充電されていて(半分充電されたバッテリーアイコン)、電話がAC電源に接続されていること(つまり、電話がコンピューターではなくコンセント用充電器に接続されていること)。
  3. 電話を操作していないこと。たとえば、画面を触っていない、バックライトがオフになっている、音楽やビデオが再生されていないこと(曲やビデオが一時停止されている場合も問題ありません)。

ワイヤレス同期が有効なんだ!、という感じのスクリーンショットというには非常に怪しいですが、同期が行われればコレクションのところに自動的に実機との整合が取られるようです(因みに、本体にデータが全く存在しない状態でワイヤレス同期を有効にして放置した結果です)。あと、写真は先週いつの間にか行っていた海遊館のサンタさんです。

wifi_sync_wp7

 

という感じでHyper-Vを有効活用しています、多分。その他家庭内のコンテンツサーバだったりとメモリが許す限りの別インスタンス仮想OSを起動すれば、個々が干渉しない一つのプラットフォームができるな、と。一点問題があるとすれば、物理HDDは全OS共有なのでそれが逝ったときは取り返しがつかないという。ホストOSは原則何も操作しない(RemoteFX USBを回すためにソフトウェアを若干追加する程度)ので、Domain Adminsグループに属するユーザアカウントが乗っ取られない限りはほぼほぼ安全なはず・・・・?。

※1. これを書いている最中に思ったのが、VPN用のアカウントがDomain Adminsに属するアカウントと兼用でよろしくないな、と思ったこと。VPNログイン専用のアカウントを準備することにしよう、そうしよう。

※2. ちなみに、Domain Adminsに属するアカウントをデスクトップとインタラクティブ対話を行うアカウントとして常用している部分もセキュリティ的には本来危険だという認識はしていますが、そこは企業ではなく個人の範囲で、ということで無視します。

 

そして最後に・・・、iCloudっておいしいのですか? 正直、個人レベルでここまでの環境を構築するとほとんど要らない気が・・・します、多分。iCloud(ストレージ)使ったことないけど。