前回の「S○NY NW-Z1050を買ってみた」に引き続き、今回は使ってみたバージョン。2~3日使ってみて色々なことを実感しました。まずは、恒例でもないけど商品ページから。

 

そして、付属品イヤホンであるMDR-NWMC33の商品ページ。

 

買ってから初めて知ったのですが、本体にノイズキャンセラーの機能があります。通常のノイズキャンセラーではイヤホンのケーブル部分に電源電池 + ノイズを打消す為モジュールがあるのですが、NW-Z1050は集音機能だけをイヤホン部分に持たせて、電源 + モジュール部分はZ1050本体がが行うような仕組みです。その為、ノイズキャンセル機能に対してキャンセリングの強さ、打消したい音の環境対象(バス・電車・航空機・室内)を選択できたりと、幅広い機能になっています。

 

  • 本体が異様に大きい。大型スマートフォンよりも1.2倍程度大きくウォークマン(移動用の音楽再生機)とは思えないほどです。
  • 重量も半端ないです。156gらしいのですが、鉛を積んでいると思われてもおかしくないレベル。
  • ウォークマン史上で最高音質らしいがそれを検証する手立てはないものの、音に関しては確かに良い。特に高音での響きがiPod系よりも良く、クラシック・ジャズ系には割とオススメできるのではないかと思われる。
  • 標準イアホンが割と使えるレベル。付属品(=ゴミ)ではなくて、一つの商品として同梱されている感じ。
  • 標準イアホンでのみ使えるノイズキャンセラーが超絶強力。ホワイトノイズがほとんどなく、キャンセリングレベルを最大(+15レベル)にすると電車に乗っていることすら忘れるほどです。
  • 本体スピーカーは使わないほうが良い。とりあえず音が出る程度です。
  • 充電時間は結構長めです。20%状態から満充電までに3~4時間程度かかりました。
  • パスワードロックをかけても本体横のボタンからジェスチャーコントロールで楽曲の切り替えが行える親切設計。でも、使い勝手は正直よくないです。

 

普段iPod TouchではALAC(Apple Lossless 圧縮)を使用しますが、今回WalkmanZではHE-AAC(96kbps)を使っています。何故かといえば・・・・、iPod Touchで共通して使えるAACフォーマットなので。iTunesで変換したALAC(.m4a)をWalkmanZに転送するアプリ(X-アプリ)に食べさせたところ、認識できないフォーマットで蹴られました。

ってことで、iPod Touchで普通に使えるそれなりに良いエンコードとしてのHE-AACという選択肢です。

 

iPhone持ちユーザーが2ndオーディオプレイヤーとしてWalkmanZを持つのは有りな選択肢かもしれません。一応Androidとしてゲームを遊ぶこともできますし、音も結構良いので。ただ、どちらもそれなりのサイズなので、手さげカバンは必須になるでしょう。

そして、何やらアンチグレアのフィルムが売っているらしいので早速Amazonでポチります。